RYT200とは?
RYT200とはRYS200で全米ヨガアライアンスの規定に沿った学びをし修了し、
全米ヨガアライアンスにRYT200の修了証を提出し登録して初めてRYT200を名乗ることができる
ヨガインストラクター資格です。
ヨガインストラクターに一定のスキルを設けるため
1990年代にアメリカで設立されたのが全米ヨガアライアンスです。
国際ライセンスともいえるヨガインストラクター資格であり2023年現在世界に約8万人のRYTヨガインストラクターがいます。
RYT200になるためには
全米ヨガアライアンス認定校RYS200で学びます。
RYT200は全米ヨガアライアンスで認められている認定校のみ
学ぶ事ができます。
認定校RYSはRYTヨガインストラクター資格を提供できるスクールとなります。
200、300、500と数字がありますがアルファベットの後の数字は時間数です。
時間数が多ければそれだけの時間、ヨガインストラクターのための学びをしたということになります。
全米ヨガアライアンスは「ヨガインストラクターの一定のスキルを維持する」ために
基準を設けています。
その基準を満たせるRYT200ヨガインストラクターを育成することができると
判断されたスクールがRYS200、RYT200を提供出来る認定校となります。
RYT200は認定校RYS200でしか学べない資格
RYT200は認定校RYS200でしか学ぶことができません。
厳しい基準を満たした認定校で学ぶからこそ世界で通用するヨガインストラクターとなることができます。
認定校RYSもまた基準が定めれており
テキストの内容が全米ヨガアライアンスの基準に沿っているのか、
各ポリシーの提出、
カリキュラムの申請、
授業内容の提出
テスト内容の提出など
厳しい審査を通過し認定されたスクールのみRYS(認定校)となれます。
全米ヨガアライアンスRYT200の基準とは
2017年には改定があり全てのRYS200(認定校)は2023年までに
新カリキュラムへの移行が義務化されています。
ここでは新カリキュラムの内容を記載します。
RYT200の内容や時間数には規定がある
全米ヨガアライアンスでは各資格について基準を設けているため
RYT200も何をどの位学び実習するのかが決まっています。
旧カリキュラムから新カリキュラムに移行できていないスクールは
2023年以降RYT200を提供できません。
レッスンを安全に提供するため全米ヨガアライアンス認定校(RYS200)で
RYT200ヨガインストラクターになるための学び、
アサナ(ポーズ)解剖学、哲学、教授法、実習など200時間の課程を修了します。
スクールで修了証をもらったらRYT200?
RYT200取得ヨガインストラクターだかといって誰でも自由にRYT200を名乗れるのではなく
全米ヨガアライアンス認定のRYT200ヨガインストラクターになるためには
下記の手順が必要となります。
修了後、全米ヨガヨガアライアンスのHPから登録するために参加(join)します。
申請者(自分)の名前、住所、電話番号、メールアドレス、パスワード入力し
自分のダッシュボードを作る準備をします。
修了したスクールを選び、入学日、修了日を記入し、修了証をアップデートします。
修了証をアップデートすると卒業したスクールに全米ヨガアライアンスからメールが届きます。
スクールが生徒の修了証を確認し承認すると申請者(自分)に全米ヨガアライアンスから
メールが届きます。
登録料50ドル
更新料65ドル
計115ドルを支払いすると申請者(自分)のダッシュボードができます。
卒業したスクールのレビューを記載(日本語でOK)し、登録完了となります。
登録が完了すると全米ヨガアライアンスのトップページから自分を検索することもできます。
これで全米ヨガアライアンスRYT200ヨガインストラクターとして
これから活動していくための準備が完了しました。
私は全米ヨガアライアンスRYT200ヨガインストラクターですと名乗りレッスンができ、
履歴書に書ける資格となります。
RYT200は更新があります
1年更新65ドル
毎年、自分がRYT200を登録した日が更新日となります。更新1ヶ月前くらいに全米ヨガアライアンスからメールでお知らせが届きます。登録日より前に更新料を支払いしても登録日は変わりません。
3年ごとの更新(1年更新料のみ)
RYT200維持し学び続けていることを証明するために3年毎の更新があります。
1、CE(継続教育)を30時間
YACEP(ヨガアライアンスコンティニューエディケーションプロバイダー)から受ける。
(講座を受ける受講料がかかります)
2、指導時間45時間以上
3年間の間に45時間以上レッスン提供する。
この2つが3年毎の更新の条件となります。
RYT200になったら指導時間を記入しよう
全米ヨガアライアンスでは何年、何人指導したかではなく、
何時間指導したかで指導スキルを見える化しています。
例えば指導歴15年としていても1年に1回のレッスンでは15回しか
レッスンしていないことになります。
何千人指導も同様で、1回に100人レッスンを10回したら1000人ですがレッスンは
10回しかしていないことになります。
パイロットが飛行時間で示すように、ヨガインストラクターも指導時間でスキルを示します。
自分のダッシュボードには指導時間を記入する所がありますので最初は0時間ですが
コツコツとレッスンした時間を記入していくといずれ自分の指導時間が増え見えるスキルとなります。
全米ヨガアライアンスに「登録して」はじめて名乗れる資格がRYT200です。
スクールからRYT200や全米ヨガアライアンスの仕組みについて詳しく説明されず登録しても意味ないよと言われる方もいるようですが、
意味のない資格を提供され取得していることになってしまいますので
しっかりスクールやRYT200登録者に確認することをおすすめします。
RYT200は商標登録®️
多くの方が登録せずRYT200修了とプロフィールに記載していますが
「RYT200」明記することは厳密にいうと登録していないと使えません。
なぜなら全米ヨガアライアンスのRYTには®️がついています。
®️は国際商標、全米ヨガアライアンス認定校を修了し登録料、更新料を支払い登録している
インストラクターが名乗れる資格がRYT200®なのです。
国際ライセンスともいう位置付けと考えれば®️がついているのはある意味当たり前で、学ぶ事は誰にでもできますが、RYTとなるには登録しているヨガインストラクターは実は少ないのも納得です。
RYT200「保持」と「修了」何が違うの?
RYT200と記載したいけど登録はしていない場合、RYT修了とする方が多く
登録している方は保持と記載している方が多いようです、
しかし、前述にもあるように商標登録®️資格ですのでヨガで学んだヤマを思い出し
自分はどうありたいのか。が大切だと思います。
RYT200更新しなかったどうなる?資格剥奪?
いえ、更新していない期間があっても再度、更新料を支払う事で自分のダッシュボードは復活します。
しかし、3年ごとには継続教育を受けること、45時間以上レッスン提供をしていることが3年毎の更新の条件となりますので継続教育を30時間受ける、レッスン提供を45時間以上している必要があります。
30時間の継続教育を受け、45時間のレッスン提供が完了した時点で更新可能となります。
あくまで登録、更新も任意です。更新時がきたら更新料を引き落としされることもありません。
RYT200は取得して終わりでなく学び続けることが大切
RYT200を取得して満足してしまったり、ヨガインストラクターになっても学びを続けていないと
「それなり」で終わってしまします。ヨガは学び続けるもので「ここでOK」ではありません。
学ぶことはお金をかけることでは決してなく毎日、日々の生活の中にヨガがあります。
季節の移ろい、ライフステージの変化、人間関係、ヨガレッスンの中で生徒さんから学ぶこと。
沢山のヨガがあります。
本を読む、講座を受けことも大切ですがヨガは私たちのすぐそばにいつでもあるのです。
マットの上のヨガだけでなく、マットの外のヨガもう大切。
On the mat,Off the mat of yoga
ヨガは自分から離れなければ「一生をかけて学ぶこと」が出来るのです。
そのスタートともいえるRYT200は
あなたを素敵なヨガの旅に導く第1歩となります。
RYT200が素敵なヨガの旅路となりますように。
Om Shanti.
アールユーシーヨガアカデミー
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